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製薬業界ニュース 一週間まとめ読み【7/1~7/5】

製薬業界ニュース 一週間まとめ読み【7/1~7/5】

2019年7月1日(月)

J-TEC、再生医療等製品「ジェイス」表皮水疱症で保険適用

ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)は7月1日、再生医療等製品「自家培養表皮ジェイス」が、表皮水疱症を対象に同日付で保険適用されたと発表した。同適応では昨年12月に承認を取得。患者本人の皮膚組織から作った表皮細胞シートを移植し、上皮化させることで症状を改善する。同製品は重症熱傷と先天性巨大色素性母斑でも承認されている。

ラクオリアとあすか イオンチャネルを標的とした創薬共同研究を開始

ラクオリア製薬とあすか製薬は7月1日、特定のイオンチャネルを標的とした創薬研究を共同で行うと発表した。両社は、ラクオリアが強みとするイオンチャネル創薬技術を活用し、新薬開発に取り組む。共同研究契約に基づき、あすかはラクオリアに契約一時金と研究協力金、研究の成果に応じたマイルストンを支払う。

KOTAIバイオと3HHD、自己免疫疾患患者へ研究参画の呼びかけを開始

KOTAIバイオテクノロジーズ(大阪府吹田市)と3Hホールディングス(HD)は7月1日、「自己免疫疾患の特異的免疫状態の研究」に参加する患者の募集を始めたと発表した。ベーチェット病や強直性脊椎炎、乾癬といった疾患の患者が対象。免疫細胞受容体の機能を解析することで、原因の解明と治療薬の開発につなげる。

3HHDは東京大と「患者中心に基づく希少疾患研究開発プログラム(PCRD2)」を進めており、今回はその第1弾。研究の情報は、3HHDが運営する難病・希少疾患情報サイト「RareS.」(https://raresnet.com/special/pcrd2-pro01/)で公開している。

CSLベーリングが本社移転

CSLベーリングは7月1日、事業拡大に対応するため本社を移転したと発表した。新本社の住所は、東京都港区北青山1-2-3 青山ビル8階。電話番号は03-4213-0180 (代表)。

 

2019年7月2日(火)

大日本住友、ナパブカシンの膵がんP3を中止

大日本住友製薬は7月2日、開発中の抗がん剤ナパブカシン(開発コード・BBI608)ついて、膵がんを対象に行っていた臨床第3相(P3)試験を中止すると発表した。独立データモニタリング委員会が、事前に定められた無益性基準に該当するとして中止を勧告した。ナパブカシンは現在、結腸・直腸がんでもP3試験を実施中。

武田 ドライアイ薬、ノバルティスへの譲渡完了

武田薬品工業は7月2日、ドライアイ治療薬「Xiidra」のスイス・ノバルティスへの譲渡が完了したと発表した。一時金34億ドルを受け取るとともに、今後、追加で最大19億ドルのマイルストンを受け取る可能性がある。武田は譲渡で得た資金を、シャイアー買収による債務負担の軽減に充てる。

大正製薬、仏UPSAの買収完了

大正製薬ホールディングスは7月2日、子会社・大正製薬が、米ブリストル・マイヤーズスクイブの仏子会社UPSAの買収手続きを完了したと発表した。買収額は15億6600万ト゛ル(約1695億円)。大正製薬はUPSAの完全子会社化により、欧州でのOTC(一般用医薬品)の販売を強化する。

富士フイルム 他家iPS細胞でがん免疫療法開発、米国に新会社

富士フイルムは7月1日、他家iPS細胞を使ったがん免疫療法を開発するため、米フィラデルフィアに新会社Century Therapeuticsを設立したと発表した。

新会社は、富士フイルム子会社のフジフイルム・セルラー・ダイナミクスと、米ベンチャーキャピタルのVersant Venture Managementが共同で設立。他家iPS細胞を使い、CAR-T細胞療法のほか、CARを導入したNK細胞やマクロファージによるがん免疫療法の創出を目指す。開発には独バイエルも参加し、開発費用を拠出する。

スズケン「バイクロット」緊急物流を全国展開

スズケンは7月1日、KMバイオロジクスの血友病治療薬「バイクロット」の緊急物流を全国展開すると発表した。2018年7月から北海道、関東、中部、近畿、九州の30都道府県て゛順次開始しており、同日から全国47都道府県て゛緊急物流の体制が整った。

バイクロットは後天性血友病の治療薬。スズケンは全国の卸物流拠点て゛バイクロットを保管・管理し、24時間365日対応可能な「メディカルコンタクトセンター」を活用することて゛、夜間や休日て゛も医療機関に迅速に届けることを可能にした。

 

2019年7月5日(金)

キュアアップ、第三者割当増資で22億円調達…治療用アプリの開発加速

キュアアップは7月5日、日本生命や森トラストなど8社を割当先とする第三者割当増資を行い、計22億円を調達したと発表した。同社はニコチン依存症治療用アプリを日本で申請中。高血圧や非アルコール性脂肪肝の治療用アプリの開発も進めており、調達した資金で開発を加速させる。今年3月には米国法人「CureApp North America」を設立しており、米国でも事業を展開する。

「再生誘導医薬」のステムリム、マザーズ上場が承認

「再生誘導医薬」を開発する大阪大発のバイオベンチャー「ステムリム」(大阪府茨木市)は7月5日、東証マザーズへの上場が承認されたと発表した。上場は8月9日。同社は、医薬品を投与することで、体内にある幹細胞を損傷した臓器・組織に集積させ、機能的な再生を誘導する治療を開発している。

消費者庁、大正製薬などに措置命令…花粉分解マスク「根拠ない」

花粉を分解するなどとうたうマスクに合理的根拠がないとして、消費者庁は7月4日、景品表示法違反(優良誤認)で大正製薬など4社に対し、表示の差し止めや再発防止を求める措置命令を出した。

4社は、マスクに含まれる光触媒が花粉や細菌、ウイルスなどを分解し、口や鼻から吸い込むことを防ぐ効果があるかのように商品のパッケージなどに表示していた。大正製薬は「科学的根拠に基づいて製品開発を行い、その合理的根拠に基づいて表示していると認識している。措置命令は科学的根拠を全く無視した内容」と反発しており、法的措置も検討するとしている。

 


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