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製薬業界ニュース 一週間まとめ読み【6/10~6/14】

製薬業界ニュース 一週間まとめ読み【6/10~6/14】

2019年6月10日(月)

大鵬薬品、国内でスタートアップ投資…CVC設立

大鵬薬品工業は6月10日、国内のスタートアップ企業に出資を行うコーポレートベンチャーキャピタル「大鵬イノベーションズ」を設立したと発表した。投資対象は、医療関連領域、コンシューマーヘルスケア領域、異業種との連携によるヘルスケア領域で、当初の投資規模は10億円。

大鵬薬品は2016年、がん領域を中心に国内外のバイオベンチャーに投資する大鵬ベンチャーズを米国に設立。大鵬イノベーションズは、大鵬薬品として2社目のコーポレートベンチャーキャピタルとなる。

関空 関係事業者6社が医薬品輸送品質認証を取得

関西国際空港を運営する関西エアポートは6月10日、関係事業者6社が、国際航空輸送協会(IATA)の医薬品航空輸送品質認証制度(CEIV Pharma)の認証を取得したと発表した。関空では、関係6社がコミュニティ(KIX Pharmaコミュニティ)を形成し、CEIV Pharmaの認証取得を目指して取り組みを進めてきた。同コミュニティに参加しているのは、▽関西エアポートグループのCKTS▽日航関西エアカーゴ・システム▽阪急阪神エクスプレス▽ボロレ・ロジスティクス ジャパン▽三菱倉庫▽郵船ロジスティクス――。

 

2019年6月12日(水)

ホスレノール後発品、特許訴訟でバイエル敗訴

高リン血症治療薬「ホスレノールOD錠」(一般名・炭酸ランタン水和物)を販売するバイエル薬品が、同薬の後発医薬品の承認を取得したコーアイセイや日本ケミファなど5社を相手取り、後発品の販売の差し止めを求めた訴訟で、東京地裁は6月12日、バイエルの訴えを棄却する判決を言い渡した。バイエルは両社の後発品が先発品の特許を侵害しているとし、2018年9月に提訴していた。

仏ダッソー、米メディデータを6200億円で買収へ

ソフトウェア大手の仏ダッソー・システムズは6月12日、治験向けのテクノロジープラットフォームを提供する米メディデータ・ソリューションズを買収することで合意したと発表した。メディデータの発行済み全株式を1株あたり92.25ドルで取得する。買収額は57億ドル(約6200億円)となる。

武田 自社業務に最適化したAI翻訳を開発

AI(人口知能)を使った自動翻訳技術を開発するロゼッタ(東京都千代田区)は、武田薬品工業と同社の業務に最適化したAI翻訳を共同で開発すると発表した。外国語に関わる業務の効率化と外注コストの削減につなげる。

ロゼッタが開発したAI翻訳「T-4OO」はすでに、80社以上の製薬会社が導入。ロゼッタは武田との共同開発で得られた成果の一部をT-4OO全体の精度向上にも活用する。

 

2019年6月13日(木)

ネスプAGなど14日薬価収載…厚労省、後発品86成分264品目の収載を告示

厚生労働省は6月13日、後発医薬品86成分264品目の薬価追補収載を官報告示した。収載は14日。

後発品が初めて登場するのは、▽抗精神病薬「ロナセン」▽腎性貧血治療薬「ネスプ」▽がん疼痛治療薬「オキファスト」▽アレルギー性鼻炎治療薬「ナゾネックス」▽緑内障治療薬「デュオトラバ」――の5成分。ロナセンとネスプ、ナゾネックスにはオーソライズド・ジェネリック(AG)が収載されるほか、抗がん剤「アリミデックス」「カソデックス」「ノルバデックス」にもAGが登場する。

DSファーマプロモ 「ロナセン」AGを14日発売

大日本住友製薬は6月13日、子会社のDSファーマプロモが抗精神病薬「ロナセン」(一般名・ブロナンセリン)のオーソライズド・ジェネリック(AG)を14日に発売すると発表した。情報提供は大日本住友とDSファーマプロモが共同で行う。

第一三共エスファ 「カソデックス」など抗がん剤3成分のAG、14日に発売

第一三共エスファは6月13日、前立腺がん治療薬「カソデックス」(ビカルタミド)、閉経後乳がん治療薬「アリミデックス」(アナストロゾール)、乳がん治療薬「ノルバデックス」(タモキシフェン)のAGを6月14日に発売すると発表した。3剤の製造販売元であるアストラゼネカとの合意に基づき、今年2月に承認を取得。3剤ともすでに通常の後発医薬品が販売されている。

大日本住友・ヘリオス iPS細胞由来の加齢黄斑変性治療、共同開発体制を変更

大日本住友製薬とヘリオスは6月13日、iPS細胞由来網膜色素上皮細胞(RPE細胞)による加齢黄斑変性治療について、共同開発の体制を変更すると発表した。

ヘリオスが体性幹細胞再生医薬品事業への集中投資を決めたのを受け、研究開発の主体をヘリオスから大日本住友に変更。今後は大日本住友が治験を行い、その結果に基づいて両社がそれぞれ製造販売承認申請を検討する体制にする。費用負担も柔軟性をもたせ、ヘリオスが大日本住友に特許を許諾する地域も日本から全世界に拡大した(海外は非独占的実施権)。

塩野義、ピオニエとの共同研究終了 全株式を買い取り

塩野義製薬は6月13日、2015年10月から進めてきたピオニエとの共同研究を終了し、同社の全株式を買い取ったと発表した。目標としていた新規リード化合物の創製に成功したため。

ピオニエは、大阪商工会議所の創薬事業化支援の一環として、大阪バイオファンドなどの出資で設立したカーブアウトベンチャー。今後は塩野義が自社で研究を進め、非臨床試験の開始を目指す。

ヘリオス 投資ファンドを設立へ、国内外のバイオベンチャー対象

ヘリオスは6月13日、国内外のバイオベンチャーに投資するファンドの設立の検討を始めると発表した。ファンドの規模は最終的に100億円程度となる予定で、1企業あたり10億円程度の投資を想定している。ファンドは今年後半に設立し、10年間運営する予定。

ニコン、創薬研究を支援する「Nikon BioImaging Lab」をボストンに開設

ニコンは6月13日、製薬企業・バイオベンチャーの創薬研究を支援する「Nikon BioImaging Lab」を米ボストンに開設すると発表した。同施設では、生きた細胞の機能や状態変化を画像化する「ライブセルイメージング技術」を活用した細胞培養観察装置「BioStation CT」や、細胞の品質評価や製造プロセスの管理を行う「細胞品質・培養プロセス評価システム」を提供。解析の受託も行い、創薬研究の加速と再生医療の実用化を後押しする。

 

2019年6月14日(金)

中外、三菱倉庫に物流業務を委託

中外製薬は6月14日、医薬品の物流業務を三菱倉庫に委託すると発表した。三菱倉庫が運営する物流センターは2021年1月に稼働する予定。中外の物流子会社・中外物流は、三菱倉庫の物流センター稼働後に解散する。

沢井、米子会社が片頭痛薬の販売権を獲得

沢井製薬は6月14日、米国子会社アップシャー・スミス・ラボラトリーズが、片頭痛治療薬「Tosymra」「ZembraceSymtouch」(いずれも一般名はスマトリプタン)の米国での販売権をインドのドクターレディース・ラボラトリーズから取得する契約を結んだと発表した。Tosymraは点鼻液、ZembraceSymtouchは注射剤。沢井は契約に基づいてドクターレディースに契約一時金とマイルストン、ロイヤリティを支払う。

コーアイセイ 価格カルテルで役員報酬減額

後発医薬品の販売で価格カルテルを結んだとして、公正取引委員会から排除措置命令と課徴金納付命令を受けたコーアイセイは6月14日、役員5人の報酬を減額するとともに、社内規定に基づいて関係者を処分すると発表した。代表取締役2人は年間報酬の15%(1カ月)、取締役は同5%(同)を減額する。あわせて、同業者との接触ルールを厳格化するなどの再発防止策を発表した。

キョーリン 、ナゾネックスAG「3月以内に発売」…東興薬品の後発品はファイザーが発売

キョーリン製薬ホールディングスは6月14日、アレルギー性鼻炎治療薬「ナゾネックス」(一般名・モメタゾン)のオーソライズド・ジェネリック(AG)について、3カ月以内に発売する予定だと発表した。製造販売承認を取得した子会社・キョーリンリメディオで販売体制の整備を進めているという。一方、ファイザーは同日、東興薬品工業が承認を取得した「モメタゾン点鼻液『MYL』」をAGに先行して発売した。

 

出典


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URL:https://answers.ten-navi.com/pharmanews/


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