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ジャパンライフサイエンスウィーク2019でDRG Japanの前田がデジタルヘルスの展望に関して講演を致しました

ジャパンライフサイエンスウィーク2019でDRG Japanの前田がデジタルヘルスの展望に関して講演を致しました

ジャパンライフサイエンスウィーク2019のファーマIT&デジタル エキスポ ジェネラルセッションにおきまして、弊社DRG Japanの代表である前田がデジタルヘルスの今後の10のトレンド、展望に関して講演を致しましたのでお知らせいたします。

今後、多くのテクノロジーによりヘルスケアビジネスは混沌とし、治療決定において患者・医師・ペイヤーに大きな影響を与える。製薬企業とテクノロジー企業はAI、ウェアラブルおよび摂取型センサー、チャットボット、ゲーミフィケーションなどのアプリケーションを追求し、連携する傾向だ。また詳細且つ膨大な患者データの使用は医療システムに浸透しペイヤーのコスト削減と患者の健康転帰の改善が期待できます。

これらのデジタルヘルスが今後市場に与えうる影響、短期・中期的に医療サービスや商業モデルをどう変えるかをテーマに講演致しました。当日発表の今後の影響をおよぼす1トレンドは以下となりますのでご紹介を致します。

なお、この講演でご紹介したスライドはご希望の方に配布を致しております。

講演タイトル:先端ヘルスケアテクノロジーによるビジネスと医療の変化
~10のトレンドが日本・世界市場で製薬企業と顧客にもたらすもの~
講演者:Decision Resources Japan株式会社 シニアダイレクター 前田静吾

このスライドは、2019年3月20日「ファーマIT&デジタル エキスポ ジェネラルセッション」で発表された講演に基づくものです。

講演資料の請求はこちら

 

おそれいります。資料配布は終了いたしました。

2019年に起こるであろうトレンド

医薬品営業は斜陽の時代に

医薬品営業担当者にとって斜陽の時代が始まる。自動化の波で、旧来のセールスマンの任務は、次第にチャットボットやオンデマンドセミナーなどに取って代わられるだろう。

多くの市場では、医師や専門家からの評価は保たれるので、営業担当者とのつながりが急速に廃れるわけではない。しかし、企業がNPP(M3ヘルスとノバルティス オンコロジーが提携し、サンプルの注文をワンクリックでできるようにしたことがその典型例)への投資を強化するため、営業担当者は徐々に減少するだろう。医薬品販売組織が大規模な商業組織に及ぼしてきた力を考えると、これは医薬品販売のカルチャーが大きく変わる前兆と考えられる。

MAも自動化に直面

メディカル・アフェアーズも自動化に直面している。医師などの医療従事者からの照会をトリアージするため、チャットボットの活用を模索する企業が増えるだろう。ファイザーのメディカル・アフェアーズのサイトではこれが実現しており、チャットボットが医師からの問い合わせをさばいている。

チャットボットやAIの活用は医療従事者向けが中心

製薬企業はチャットボットやAIといった分野に進出しているが、消費者向けアプリは規制上、大きな課題があり、当初は医療専門家向けのアプリが中心になるだろう。しかし、2、3の製薬会社が、果敢にも消費者向けアプリの開発に着手する。ノバルティスはすでに、Alia Facebook Messengerチャットボットを開設しています。

フェイスブック凋落の年となるか

2019年は、フェイスブック凋落の年になるかもしれない。製薬会社はフェイスブックのプラットフォームから逃れられない状況になっているが、顧客データのずさんな扱い、悪意を持った国家や組織によるデータ収奪などが続いたことで、広告主からの信用を失っている。製薬企業は、健康・医療に特化したプラットフォームにより多くの予算を振り分けるようになるかもしれない。

大量かつリアルタイムのデータが臨床試験で使われ始める

大量でリアルタイムの患者データ・遺伝子データが、臨床試験や患者ケアで使われ始めるところまできている。アップルウォッチとその競合製品は、保険者にとって標準仕様となりつつあり、臨床試験での利用も一般的になるだろう。一方、消費者向け遺伝子検査会社では、そのビジネスが軌道に乗るにつれて、データセットが膨張する。

ADHD治療用ビデオゲームが承認

製薬会社は引き続き、薬としてのデジタル治療で投資と提携を加速させる。血糖値読み取りコンタクトレンズの失敗は、この分野への製薬会社の投資意欲に水を差しかねないと考えるかもしれない。しかし、今年はおそらく、初めて処方ビデオゲーム(米AkiliのADHD治療用ゲーム)が承認されるだろう。

バイオシミラーが市場を騒がせる

いくつものバイオシミラーが、先行バイオ医薬品と同じようなやり方で売り込みをかけ、市場を騒がせるだろう。関節リウマチやがんのように、競合が激しく市場規模の大きい領域に参入する製品は、認知度の向上を狙ってテレビ広告を打ち、多くの営業人員を投入するだろう。しかし、実際に競争になるのは保険者との交渉であり、市場ポジションを維持するには取り引きで妥協する必要が出てくる。一方、ステークホルダーには自社製品の信頼性の高さをアピールするだろう。

政治的には試練の年に

トランプ米大統領による締め付けや、英国のEU離脱に伴う混乱で、製薬業界は政治的に試練の年となる。

ワシントンで最大のワイルドカードと見られているのは、製薬企業に強硬姿勢をとることでトランプ氏が民主党議員と折り合うのか、ということだ。今のところトランプ氏は薬価について強気な発現をしているが、実のところは弱腰だ。

民主党は大統領にとって、大衆の見方として支配層に対峙できるという信頼性と、巨大製薬企業に負担を負わせる仲間であることを強調するために、チャンスを提供する存在であるといえる。トランプ氏がそれに乗る可能性は十分にある。特に、大統領再選を意識する時期に差し掛かり、経済情勢と各種調査結果に陰りが見えたとすれば、共和党上院議員もなびくかもしれない。

Brexitは、英国とEUの両サイドに大混乱をもたらすだろう。離脱が強硬でも穏当でも、医薬品は不足し、規制や行政の枠組みは急激な再編成を迫られることになるだろう。

(この記事は、Decision Resources Groupのアナリストが執筆した英文記事を、AnswersNewsが日本語に翻訳したものをDRG Japanが了解を頂き編集、掲載している記事です。本記事の内容および解釈については英語の原文が優先します。正確な内容については原文を参照してください。原文はこちら

出典: 2019年 製薬業界とデジタルヘルスに起こる9つのこと|DRG海外レポート

発行元:AnswersNews
発行日:2018年1月16日

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