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胆管がん発症者数、主要7カ国で10年後は18%増に。発症率は変化が少ないものの高齢化の影響大きく

胆管がん発症者数、主要7カ国で10年後は18%増に。発症率は変化が少ないものの高齢化の影響大きく

DRG(ディシジョン・リソース・グループ)から胆管がんの患者数予測の最新レポートがDRG疫学シリーズから発表された 。この調査では主要7カ国および新興国17カ国に関して疫学予測分析を実施した。調査報告書では、主要7カ国(日、米、英、仏、独、伊、西)において2028年には年間での胆管がん発症者数は2018年と比較して19%増加すると予測している。1年あたりの発症率はほぼ一定であるが、人口統計傾向として高齢者の人口が増えることが、年間当たり発症者数の増加に大きな影響を与えていると分析している。

胆管がんとは

消化器の一部である胆管は、肝臓から十二指腸までの胆汁の通り道であり、胆のうは胆のう管で胆管につながり、胆汁を一時的にためておくことができる。
肝臓の中を走る胆管は肝内胆管と呼び、肝臓の外に出てから乳頭部の手前までを肝外胆管と呼ぶ。肝外胆管は、肝門部から胆のう管の手前までの肝門部領域胆管と、胆のう管がつながっているところから乳頭部の手前までの遠位胆管に分類されます。胆管、胆のう、乳頭部を合わせて胆道と呼びます。胆管がんは胆管の上皮から発生する悪性腫瘍で、その発生した胆管の部位により、肝外胆管がんとして、肝門部領域胆管がんと遠位胆管がん、そして肝内胆管がんとに分けられる。
出典;国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター: 胆管がん

Key Findings

今回の調査では、以下のような調査結果が示されている。

  • 2028年の主要7カ国での肝内胆管癌の発症数は14,039人、肝外胆管癌の発症数は23,599人、それぞれ2018年と比較して18%増加する
  • 2038年での年間10万人当たりの肝内胆管癌の発症率においてはイタリアが2.7人、肝外胆管癌においては日本が7.1人と主要7カ国の中で最も高い
  • アジアにおいては韓国の発症率が高く、肝内および肝外胆管癌において、それぞれ年間10万人あたり2.45人と4.83である
  • 主要7カ国において75%の患者が切除不能・転移性の胆管がんであり、その他の調査対象国では80%を超える

10万人当たりの発生率はすべての国において、ほぼ一定であるにも関わらず年間での胆管がん発症の患者数は増加する。これは、人口統計の傾向として、全人口の変化要因の中でも高齢者の人口の増加が大きな影響としてみられる。以下のチャートは主要7カ国の今後10年間での全人口の変化と高齢者人口の変化を表している。影響の要素として高齢者の増加の傾向を説明している。

なお、今回の調査分析レポートでは、主要7カ国では2041年まで、その他の国においては2031年までのの疫学予測分析をしており、以下の疫学データを含んでいる。

  • 年間発症患者数
  • 手術可能の発症患者数および患者数
  • 切除不能/転移性の発症患者数および患者数
  • ファーストライン治療患者数
  • 再発患者の年間発生数

参照データ・レポート

  • 疫学;胆管がん/主要7カ国(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)
    Cholangiocarcinoma: Mature Markets Data
  • 疫学;胆管がん/新興7カ国 (ブラジル、中国、インド、メキシコ、ロシア、韓国、トルコ)
    Cholangiocarcinoma: Emerging Markets Data
  • 疫学;胆管がん/アジアパシフィック (オーストラリア、香港、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)
    Cholangiocarcinoma: Asia Pacific Data

すべての予測データはDRGのオンラインプラットフォームで直接のデータ閲覧、もしくは、Excelへダウンロードをすることで入手が可能です。活用したすべての疫学文献、情報ソースおよび方法論は、DRGの調査分析の透明性を開示、説明されている。今回提示のデータの活用、および疫学調査レポートの活用に関してのお問い合わせは、DRG Japanまでお問い合わせください。

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