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進化する加齢黄斑変性症治療市場。直面する3つの課題とは?

進化する加齢黄斑変性症治療市場。直面する3つの課題とは?

加齢性黄斑変性の市場は10年前に初めてVEGF製剤が上市されて以来、飛躍的に進化している。現在ノバルティス/ロシュ/ジェネンテック社のルセンティス、リジェネロン/バイエル/参天社のアイリーア、米国におけるロシュ社の適応外使用アバスチンが市場を独占している。DRGの市場分析(加齢性黄斑変性:ランドスケープ&フォーキャスト)によると現在すでに40億ドルを超える市場規模になり、今後も投与患者数、売上ともに増加し2025年には55憶ドル規模に成長すると予測している。
一方で、加齢性黄斑変性市場のプレーヤーにとっては3つの大きな課題がある。

投与頻度

有効性を保ちながら症状の進行を防ぐためには、ルセンティス・アイリーア・アバスチン共に月1回の硝子体内注射が必要になり、医師・患者・クリニックともに大きな負担になっています。

価格とバイオシミラー

生物製剤がゆえに、治療にかかるコストが膨大となり、医療システムや保険者側にプレッシャーを与えています。2020年にはバイオシミラーバージョンのルセンティスが市場に参入すると見込まれており、滲出型加齢性黄斑変性症の患者の規模と高コストの負担を考えた場合、ブランド療法にも大きく価格圧力が高まるとみられる。

高い医療ニーズ

萎縮型の加齢性黄斑変性への治療も含めて満たされていない治療ニーズはまだ高い。抗VEGF製剤は萎縮型加齢性黄斑変性への効果が認められていません。今後10年間で、加齢性黄斑変性の医療ニーズを満たす治療薬の承認も期待されている。

12週毎の投与が可能な抗VEGF製剤としてノバルティス社のRTH-258(ブロルシズマブ)・アラガン社のabicipar pegol、ルセンティス・アイリーアのバイオシミラー、そして萎縮型への効果が期待されるロシュ/ジェネンテック社の抗補体因子D抗体フラグメントであるランパリズマブ、オフソテック社の補体因子C5阻害抗体Zimuraらである。
これらの上市が予想され、治療市場の細分化が進みつつ加齢性黄斑変性の市場は、成長していくと予想される。

出典:Evolution of the Age-Related Macular Degeneration Market: What Will the Next Decade Have in Store? 2017年7月21日


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